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ここち博士のQ&A-12月
早いもので、今年もあとわずか。
冬の間の上手な管理は、植物たちの健康を守るポイントのひとつです。
今年咲いた花を来年も美しく咲かせるコツをご紹介します。

Q 十二衣の冬越しについて

5センチ残して切り戻ししましたらそこから葉がたくさんでている状態です。
このまま外に出しままで何もしなくても冬越しできますか?

A 株に水をかけないように、ていねいな水やりを。

屋外の置き場所のポイントは、
1.日当たりがよく、2.北風の吹きさらさない 3.北面に壁や建物があって、
日中に陽がそれらにあたり、夜間にはそれらからの放熱が期待できる場所であればさらに良いです。

寒さの厳しい地方であれば、鉢ごと植物体をビニールや新聞紙で包み込んで
防寒するという方法もあります。ただし、定期的に中の状態を確認しましょう。
また、できるだけ水やりは控え目にして、生長させないようにするほうが無難です。
土は乾き気味にするように意識して、水やりは2週間に一回くらいでよろしいでしょう。
肥料も必要ありません。

桜の開花する前頃に、一回り大きめの鉢に新しい土を足して植替えすることをお勧めします。
新しい芽が伸びだしてきたら、早めに追肥してピンチを数回繰り返せば枝の数も増えて、株一面に花が咲くようになるでしょう。

Q キリンマムガーデンを来年も美しく咲かせるコツは?

秋にキリンマムガーデンの鉢を購入しました。丸いアーチを描き、満開になって秋の庭を華やかにしてくれました。宿根ということなので、来年もこのようなすばらしい花にしたいのですが、花後の管理について詳しく知りたいのです。HPの解説では、冬には枝・茎を落として冬を越すとのことですが、春の新芽を挿し芽にして更新させるのでしょうか、それとも、古株のままで大丈夫なのでしょうか?

A 切り戻し後、来春は新芽を挿し芽に。

● 花後、2回に分けて切り戻して下さい
満開の花が咲き終わったら、一度花のついた茎を先端から約5〜10センチ程度切り戻して下さい。そして下の葉が枯れてきたら、株元から約2〜5センチぐらい残して切り戻します。その際、既に株元に新芽がつき始めていたら、それは来春に生長しますので切らずにそのままにして下さい。来春(だいたい4月頃)になると新芽が出始めます。

● 新芽を挿し芽にすると、花姿がより美しく
古い株をそのまま育てていただいても構いませんが、より美しい花姿を楽しみたい場合は、新芽を挿して育てる方法がおすすめです。新芽が20センチ程度に育ったところで、先端から10センチぐらいを切り、挿し芽にしてください。

Q キリンウェーブが越冬可能な気温は? また、寒さに向かっての管理方法は?

コンテナで育てているキリンウェーブですが、これからの時期、春先のように切り戻しを繰り返しても大丈夫でしょうか?
寒さ対策は、どのようにしたらよいですか? 半耐寒性のものが多くなっているようですが、どのぐらいの気温まで大丈夫なのでしょうか?

A キリンウェーブは寒さに強い品種です。

現在のほふく性ペチュニアはかなりの品種が低温に強いと思われます。半耐寒性と表示されていなくても管理によって冬越しさせることができます。品種によって強弱がありますが、中でも「キリンウェーブ」「花咲か」などは強い品種です。
「キリンウェーブ」は栃木県など、北関東の最低気温がマイナス5℃ぐらいに下がる地域でも、直接霜に当てることがなければ越冬可能です。株元から新芽が出ている状態で越冬させると、冬越ししやすくなります。
冬の間は株を休眠させることが目的ですので、余分なストレスを与えないために秋の植え替えは行わず、切り戻した後、直接霜の降りない日のよく当たる軒下などで管理します。水は控えめにし、ある程度乾燥ぎみに育てます。できれば、鉢を透明なポリ袋で覆う、または株元を草ワラ等で覆うなどして、土の温度と適当な水分を保つとよいでしょう。

Q 冬の水やりのコツは?

寒い時期は霜が降りる日もあり、いつ水やりをしたらよいのか迷ってしまいます。タイミングや頻度について、詳しく教えてください。

A 晴れた日の午前10時ごろに与えるのが理想的。

回数は、控えめでOKです。
寒い時期の水やりは、晴れた日の、気温が上がり始める午前10時頃が理想的です。夕方以降の水やりは土が冷えたり凍ったりして根腐れを起こす原因になります。また、急に冷たい水を与えることも避けましょう。
冬は休眠期間に入る植物も多いので、比較的水やりの回数を減らしても大丈夫です。土の表面の様子を見て、乾いたらたっぷり与えましょう。乾いてすぐではなく、少し時間をおいてからでも大丈夫です。

Q 今年の花を来年も楽しむための冬の管理法は。

これまでは、多年草であっても鉢花を1年ごとに買い替えてきました。今年購入した花は、適切に管理して来年も楽んでみたいと思っています。そのためには、冬の間にどのような管理をするのがベストなのでしょうか?

A 苗や鉢についている解説ラベルで植物の特性をチェック。

それぞれの植物に合わせて、適切な場所で冬越しさせます。
春の花で、秋まで咲きつづけるペチュニアやバーベナ、「ここち開花」のガーデンカーネなどは戸外でも越冬可能です。冬越しできる植物か否かは、苗や鉢花の購入時にラベルの裏側に記載されている特性を見て判断します。多年草(地上部の茎や葉が緑のまま越冬するもの)や宿根草(地上部が冬の間は完全に枯死し、地下部の根部のみで越冬するもの)などの表示があります。ペチュニアなどは通常1年草として扱うものもありますが、中には低温に強く越冬できるものがあります。冬の気温がかなり下がる場所では敷きワラを敷いたり、霜の当たらない場所に置くなどの管理が必要です。
秋から冬にかけて購入する鉢花は基本的に温室で育てられています。ベゴニアやカランコエ、観葉植物など、1回の霜に当たるだけで枯れるものもありますから注意しましょう。大鉢のシクラメン、ポインセチアなどはストーブによる加温を避け、気温があまり上がらない明るい窓際で育てることが株もちをよくするポイントです。