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ここち博士のQ&A-11月
深まる秋のなかに、ほんの少し冬の気配が見え隠れするようになりました。
いよいよ、冬の風景を彩ってくれるプリムラやパンジーの出番。
上手に管理して、美しい花を長く楽しみましょう。
春から秋にかけて元気よく生長した植物たちには、冬越しの支度をしてあげてください。

Q バラの葉の色が悪くなってしまいました。

昨年購入した「キリンローゼズガーデン マリアTN」の葉の色が悪いのですが何がいけないのでしょうか?新梢の時はきれいなつやのある葉なのですが、だんだんと色が薄くなり、下の方の葉は黄緑色になってしまいます。

A 典型的な鉄欠乏症です。
対策としましては、鉄分を含む固形肥料を与える事です。お手軽な方法としては、鉄くぎを用土に挿すことで少しづつ養分が溶け出し、徐々に葉色が回復してくることもあります。
鉄欠乏説明写真
同様の症状でハダニによる障害も考えられます。クモの巣がはっているような症状があるかどうか確認してみましょう。

Q 秋に購入したキリンマムカジュアル。耐寒性は、どの程度?

キリンマムカジュアルについて北海道で11月〜12月の開花時期は積雪寒冷で屋外栽培は出来ません。室内栽培したいのですが、適切な温度条件(冬季は室内温度10℃〜25℃です)を教えて下さい。

A 冬期の温度が10〜25℃であれば越冬は可能

キリンマムカジュアルはできれば最低室温を15℃以上確保して頂きたいです。室内栽培で留意する点は2点あります。
1.「キクは短日植物」なので一日のうちの暗黒の時間がおよそ12時間より長くないと花芽を付けない性質があります。
室内は夜間に照明することが多いので、その影響でいつまで経っても花芽を付けない事があります。
2.どうしても室内の光の強さが弱く、植物体が徒長気味になってしまう可能性があります。日中はできるだけ長く陽の差し込む場所で管理することをお勧めします。

Q 秋に購入したガ−デンカ−ネ。耐寒性は、どの程度?

私は札幌に住んでいます。札幌の冬はご存じの通り寒く、雪がたくさん積もります。戸外で育てているガーデンカーネは冬を越せるでしょうか?

A 冬の気温がマイナス10℃以上ある地域であれば、地植えでの越冬が可能です。

ガーデンカーネは、マイナス8〜10℃位までの寒さには充分に耐えることができます。 秋の花が完全に終わったら、株元から5cm程度を残し、ハサミで株全体を切り戻します。冬に入る前に、切り戻した株に花壇用の土を軽くかけ、株の高さの半分くらいまで土でおおっておきましょう。
札幌近郊でしたら、冬の間、雪に埋もれる花壇であれば、越冬可能でしょう。(雪には保温効果があります。)できるだけ早く花壇に植えて、冷気がまだ厳しくならないうちに少しでも根を張らせると越冬しやすくなります。ご心配であれば、細かく刻んだ稲ワラや草ワラを株元に軽く敷くだけでも保温効果を発揮するとともに土の乾燥を防ぎ、より越冬しやすくなると思います。また、真冬でもできるだけ直射日光の当たる場所を選んで植えてください。 寒い冬を越した株は来春いっそう美しい花を咲かせます。

Q 初心者向きのパンジーの楽しみ方は?

ガーデニング初心者なので、育てやすくて丈夫といわれているパンジーを植えてみたいのですが、上手な楽しみ方はありますか?

A 用途や好みに応じて種類を選んで。より丈夫なビオラもおすすめです。

パンジーは丈夫で花期が長く、初心者の方でも気軽に楽しめる花です。最近は花色や花模様がユニークなものも多く、用途によって好きな種類を選ぶことができます。
特に決まった植え方はありませんが、変わった花形や個性の強い色は、鉢植えにして寄せ植えの主役にするとよいでしょう。また、広い面積の花壇などには、昔からあるシンプルなパンジーがおすすめです。なお、パンジーとよく似たビオラ(原種に近い小輪種のもの)は、パンジーよりさらに丈夫。育てやすいので、こちらもおすすめですよ。

Q 多肉植物の冬越し法を教えて。

多肉植物が好きで育てているのですが、昨年の冬、外に置いたままにして枯らしてしまいました。今年は上手に冬越しさせたいのですが。

A 最低気温が5℃程度になったら室内に取り込むのが基本です。

サボテン類、カランコエ類、アロエ類などの多肉植物は、そのほとんどが比較的高温乾燥地域に自生するものが園芸的に導入・改良された品種です。このため、気温の低くなる日本の冬を戸外で越すことは困難です。目安として戸外の最低気温が5℃程度になったら、室内に取り込む必要があります。霜に当たると1日で完全に溶けて腐ることもあるので、11月は気温に気をつけて下さい。また、冬の窓際でも夜温が急激に下がり、植物が凍傷を起こすこともあるので注意が必要です。
サボテン類など冬場に休眠するものは水やりを極端に控えます。しかしながら、すべての多肉植物が休眠に入る訳ではありません。シャコバサボテンや月下美人など秋にある程度水やりを控えることで花芽がつきやすくなる植物や、カランコエのように1日の日長が短くなって2か月位で花芽がついてくるものなどもあります。
冬の管理は霜に当てず室内で育て、温度管理や水やりはそれぞれの植物に合わせて管理することを心がけて下さい。

Q シクラメンの上手な管理方法は?

夏越しをさせたシクラメンの葉が増えてきました。秋以降の管理方法は? また、このごろ地植えにされているシクラメンを見かけますが、戸外でも育てることができるのでしょうか?

A 鑑賞用のシクラメンは日光によく当て、10月ごろから室内で管理を。

シクラメンは、11月〜4月ごろまで開花し続けるため、日本の冬を彩る代表的な花として親しまれていますね。最近は、寒さに強いガーデン用のシクラメンなども多く出回るようになりました。戸外で寄せ植えなどにされているシクラメンは、このタイプです。
通常の観賞用シクラメンの場合は、夏越しさせたものも新しく購入したものも10月ごろを目安に室内に入れ、3月ごろまでは室内で管理したほうがよいでしょう。日光を好むので、日当たりのよい窓辺に置いてください。暖かな日の日中には戸外に出して直射日光に当てると、より美しく咲きます。暖房のそばに置くと、花もち・花つきが悪くなるので避けましょう。