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ここち博士のQ&A-9月
残暑の厳しい今年の夏。人にも植物たちにも暑さ疲れがたまりがちですね。
鉢花に水をやるときは、いつもより多めの水を鉢底から流れ出るまでたっぷりと。
鉢土の温度が下がって、植物がホッとひと息つくことができます。
今回は季節に先がけ、秋のガーデニングに関する質問にもお答えします!


Q サニーダンスの開花について

6月にサニーダンスを鉢植えにしました。しばらく花が咲いた後、なかなか花が咲かず、葉ばかり茂ったので夏前にきり戻しをしました。株はかなり大きくなったのですが、ひょろひょろした感じで、小さな花がぽつぽつと咲いたきりです。葉には、むしにかじられたような痕があります。

A サニーダンスは春から秋まで開花する性質がありますので、これからも咲く可能性があります。むしろ秋からの開花が期待大!

肥料切れには敏感ですので、今後も継続的に液肥を与えましょう。葉色が薄く、黄色っぽいようでは肥料不足です。日当たりは重要ですし、風通しの良いことも病害の予防という観点からは望まれます。ただし、葉をかじったものはナメクジではないかと考えられますので、鉢底や株元をよく探すか、捕殺剤を撒いて防除しましょう。ナメクジはダリアが大好きなので、ナメクジが寄って来ないような鉢の置き場所も重要なポイントです。

Q キリンマムガーデン(ガーデン用キク)の花つきをよくするには?

昨年購入したキリンマムガーデンの鉢植えが冬越ししました。今年の秋も咲かせるための管理のコツを教えて下さい。

A 8月下旬から自然に花芽の形成が始まるので、この時期までに株づくりをしておくことが大切。

花芽が十分に育つためにも、この時期は水切れに注意しましょう。また、夜間は光が当たらない場所で管理してください。

● 夜間の光は、花つきの大敵
キリンマムガーデンは、9月に入り、夜気温ががやや低くなると、次々に新しい芽を出します。この芽はすぐに花芽を持ちます。この時期の注意点は、部屋の明かりが漏れる窓際には決して置かないことです。室内のわずかな電灯にも感応し、日が長いと感じ取って花芽をつけにくくなるので注意してください。

● 大きめの鉢に植え替えて
光がよく当たる戸外(自然日長の環境)で育てると、9月から生育の勢いが増して花芽がつく時期となるため、充分な栄養が必要となります。9月中に株が鉢の大きさくらいまで育っていれば、できるだけ大きな鉢に植え替えた方が水管理や肥料の管理もしやすくなります。
鉢を地面に置いてある場合、鉢の底から地面に根が張っている場合があるので、一度鉢を動かして鉢から出ている根の部分を除去します(「鉢のずらし」と言い、鉢の中の根を充実させます)。

● 液肥と水を充分に
キリンマムガーデンは肥料をかなり多く必要とします。薄い(1000倍程度)液体肥料を2〜3日に1回たっぷりと与えて下さい。また濃い目の300倍程度を株もとだけに週1回施します。乾燥には充分に注意しましょう。鉢の水が切れないように気をつけることが花芽の充実にもたいへん有効です。

Q 9月の庭作業は?

夏も終わりに近づき、庭の風景が何となく見苦しくなってきました。きれいに整えるためのポイントは?

A 古い葉や枝を取り除き、耕して追肥を施しましょう。

夏は蒸し暑く、また蚊の発生などによりどうしても庭の整理が手つかずになりがちですね。庭木や生垣、芝の雑草がかなり茂って、草花も終わりに近いものが増えてきます。ちょっと荒れぎみになった庭を、一度思い切って整理しましょう

● 生け垣
生垣などは春から夏の間に新しい葉が育ち、古い葉はそのまま残っています。枝切りと同時に古い葉も落としてすっきりさせましょう。

● 庭木と草花
伸び過ぎたラベンダーやミントなど高性の花木類、ペチュニア、ダリア、サルビア、などの草花は切り戻して、古い葉や枝を取り除きましょう。その後下土を軽く耕し、追肥を行います。
このような作業で秋の草花の種が芽を出し、また、切り戻した枝から新芽が吹いてきて爽やかな雰囲気を作ることができます。同時に雑草も取り除き、ナメクジやダンゴムシなどの害虫も減らすことができます。

● 玄関まわりに
玄関まわりの鉢植えの木も軽く剪定し、秋に出てくる新枝で形を整えます。大鉢の下草も整理し、秋の寄せ植えの準備にかかりましょう。。

Q 秋苗を購入するときのポイントは?

そろそろ秋の苗を植えたいと思っています。苗の種類や選び方を教えてください?

A 花を咲かせたい時期に応じて品種選びを。冬越し草花の苗は新鮮でしっかりしたものを選びましょう。

● すぐに花を楽しむのなら、冬越し草花の花苗を
秋苗には大きく分けて2つの種類があります。購入してすぐに花をつけ、冬の到来とともに枯れてしまう1年草と、秋に植えて冬を越し、翌年の春に大きく花を咲かせる冬越し草花です。

● 冬越し草花の苗は、新鮮でがっちりしたものを選んで
秋の苗は冬越し草花のパンジーやビオラが圧倒的に多いのですが、最近は秋の気候にも合うペンタスやコリウス、ケイトウ、センニチコウなどが店頭で販売されるようになりました。これらは小さな苗から育てるよりも店頭で花芽がついているものを購入する方がよいと思われます。その際、高温で伸び過ぎていたり、何度も切り戻しして古株を維持して作ったものは避け、できるだけ新鮮でがっちりしたものを選びます。

● ひと手間かけて、宿根草を楽しむ
宿根草を年越しさせて翌年に楽しみたい場合は、店頭に並んでいる古株を購入して株分けしたり、株をそのまま大鉢仕様で植え込んだりしてみるのもおすすめです。手をかけることで、春以降に思った以上の収穫が得られますよ。
秋に販売される宿根草の「ガーデンカーネ」は、秋に植えてすぐに花を楽しめ、翌春も花をたくさん咲かせてくれます。