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キリン・グリーンアンドフラワー(株)植物開発研究所
ペチュニア開発担当
竹下 大学、山田 さおり
大人気!「ここち開花」のペチュニア開発スタッフ・インタビュー
開発スタッフはペチュニアが好きじゃない?新品種を生んだ意外な動機

ガーデニングの大人気品目であるペチュニア。開発担当スタッフの二人に聞きました。話を聞かせてくれたのは、人気品種を 次々に生み出すヒットメーカー竹下さんと、2001年にデビューの噂の新品種「十二衣(じゅうにひとえ)」を誕生させた山田さんです。「お二人にとってペチュニアとは?」という質問に対しては、ちょっと予想外の答えが。なんと、以前はペチュニアがあまり好きではなかったそうです。

「ここち開花」のペチュニアを見るとアサガオを思い出しませんか?
 実は、ペチュニアを僕の大好きな 『ヘブンリーブルー』というアサガオの
 雰囲気に変えたいと思って改良したんですよ。」(竹下さん談)

「私もペチュニアってあまり好きではありませんでした。でも、十二衣は
 ペチュニアのイメージとは 違い優雅さが感じられる花になったので、
 とても気に入りました。」(渡辺さん談)

「ここち開花」のペチュニアは、二人も納得した優しい雰囲気の伝わる花ばかり。「今までとは違う魅力的な花をつくりたい」という思いが新鮮な発想につながり、素敵なオリジナル品種が誕生しました。


 
AAS入賞!全米に衝撃!キリンウェーブ【パープル】
「パープルがこの賞を受賞しなかったら、現在の大人気色カプリシャスや新色ホワイトの誕生はなかったかもしれません」 と竹下さん。パープルの開発初期にはずいぶん苦労があったそうです。その甲斐あってパープルウエーブは最難関のAAS(ALL AMERICA SELECTIONS )入賞をはたし、アトランタ五輪の公式フラワーにも選ばれました。
受賞については当日まで開発担当者にも知らされていなかったそう。「会場でドキドキしながら結果を待っていた。日本のビール会社が作ったと発表された時の会場のざわめきはすごかった!」そうです。

春色満開の大人気カラー!キリンウェーブ【カプリシャス】
カプリシャスの繊細なグラデーションカラーが生まれた時、竹下さんは「日本で人気が出る」と確信したそうです。アメリカでの販売を検討するにあたっては、「色に均一性がないからアメリカでは難しい。」と
いう販売代理店からの反対をよそに、販売を開始するとアメリカでも大人気。今ではパープルと並ぶ大人気色です。
IT'S NEW FOR 2001! 十二衣(商標出願中)
「人気商品になるという確信はありませんでした」と山田さん。初めて世に生み出した品種「十二衣」が大人気に。本人にとっても予想外の反響でした。お花はサラブレッドと同じで血筋が大切なので、どんな品種が出てくるのかは運と実力が半々と云われます。

「山田さんは予想以上の結果を出してくれる人」と竹下さん、運も実力も兼ね備えた山田さんに未来への期待もいっぱいです。
「開発という、多くを要求される仕事にストレスを感じることは?」という質問には、「植物相手の仕事なのでストレスはあまり感じたことがありません。」さらに、「十二衣の新色を用意しているので、楽しみにしていて下さいね」と笑顔で話してくれました。

Profile
竹下さんのつぶやき
「植物と接する時間が長いほど自分の期待に応えてくれる花が生まれます」という竹下さん。
「人間だって長く付合うと容姿だけでなく中身が見えてきますよね。花も同じです」「僕の仕事は会社で例えるなら人事部のようなもの。毎年10万以上の花の生長を観察しながら、採用・不採用を決定します。採用した花を、こっちは経理向き、あっちは営業向きというように適性を見て配属しなければなりません。そのためには、花とじっくり接することが大切なんです。」そんな思いがあるから、夏も、40度を超えるという温室に1日何度も足を運びます。
山田さんのお気に入り
竹下さんいわく、「まじめで大ざっぱな性格」という山田さん。ご本人も認めていますが、なんと趣味はパンフラワー。もう9年も続けているそうです。山田さんの作品この手先の器用さが開発にも生かされているのでしょうね。
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